アビのKOKORO

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help リーダーに追加 RSS 月と猫 

<<   作成日時 : 2007/08/15 19:23   >>

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猫族にとって月は神聖なものすぎて、恐れ多いものなんだ。
普段はやんちゃなボス猫とも戦う僕だけれど、お月様だけはちょっとね。
彼女は月夜になるとベランダへ出ていってしまうけれど、こういう時っていうのは
あえて独りにさせてあげた方がいいでしょう?小さな出窓から見守る僕の思いやりさ。

そうだね、たいてい、ぼーっとその形と灯りを眺めているよ。かなりの時間ぼーっと。
そして急に思い出したかのように、部屋に入ってきては
タバコを一本と百円のライターを持ってまた出ていってしまう。

あぁ、何かツライ事あったんだろうなぁ。
僕だってそのくらいはわかるさ。
だってその背中が小刻みに揺れているんだもの。

僕は、タバコを吸ってしばらくして部屋に入ってきた
彼女の肩の上に乗って、狼が遠吠えするかのように
猫族の「月の唄」を聞かせるのが、月夜の日課になってしまった。

僕が僕であるように、君が君であるように
月の光はそれぞれのココロの形を映し出してくれる。
その形は、僕は僕でしかなく、君は君のでしかないんだ。
だから月は僕らにとって大切なココロの鏡なのさ。

彼女は僕を下ろして、洗面所へ行ったよ。
ピエロのようになった顔を見て、ガハハと笑いながら、
蛇口を最大にして水を出し、床が濡れるほど顔をじゃばじゃば洗ってる。
嗚咽が漏れてるのを聞き逃す僕じゃないからね、逆に切ない光景だよ。

さっぱりとした顔で彼女は僕を抱き上げて、たいていは、またこう言うんだ。
「さぁ、アビ!明日から頑張るぞ!絶対シアワセになるんだぁ〜!うぉおおお!」 

空元気で眠りについたその目から流れおちた一筋の涙は、
少しだけ月の光のカケラが混じっているんだ。
僕達だけしか見れない、綺麗だけれど哀しい光。

大丈夫です、ご主人様。僕がいつも見守っていますから。
何度でも『月の唄』を歌いますから。音痴じゃないから聞きやすいでしょ?
お休みなさい。ゆっくりとゆっくりと、夢ぐらいは笑顔でいられますように。

さて、ようやく僕が泣ける番になったわけだ。夜はまだまだ長いからね。
え?僕の泣く理由?・・・・・野暮な事は聞かないもんだよ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
突然申し訳ありません。
ブログ専門検索&コミュニティサイト「ぶろぐひろば」です。
http://bloghiroba.com/blog/
貴サイト様を拝見し、是非当サイトに参加いただきたいと思いコメントさせていただきました。
出来て一年たらずの未熟なサイトですが是非ご参加をご検討ください
ぶろぐひろば
2007/08/15 19:59
ぶろぐひろばさんへ

おはようございます。あついです。あついっす。

そちらへの方へコメント書かせていただきました。

サイト運営っちゅーのは、本当大変だと思います。

どうぞぼちぼちと広がっていかれますように。

どうもです。ということで・・・あぁあつい。
アビ猫
2007/08/16 09:22

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